このページでは
△ABCの内角は、いずれも 120°未満である
と仮定しておきます。
(そうしておかないと、このページが補注だらけになってしまうので……)
| 三角形のフェルマー点の定義(1) |
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△ABC内の点Pのうち、“PA+PB+PC”が最も短くなる点を、△ABCのフェルマー点と言う。 |
| 三角形のフェルマー点の定義(2) |
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△ABC内の点Pのうち、“∠APB = ∠BPC = ∠CPA = 120°”となる点を、△ABCのフェルマー点という。 |
これら2つの主張は同値ですので、
どちらか一方を「定義」とすれば他方が「定理」となります。
(これらが同値である理由は、各自で考えてください。)
次の図にはフェルマー点が表示されています。
(ただし、頂点 A,B,C を動かして
△ABCの内角のいずれかが120°以上となるようにした場合は、
上記の意味での「フェルマー点」ではなくなります。以下同様。)
しかし、上の図を見ていても、
「本当に“PA+PB+PC”が最短になっているのかなぁ?」
「本当に“∠APB = ∠BPC = ∠CPA = 120°”となっているのかなぁ?」
と、疑わしく感じる人もいるかもしれませんね。
実は上記の図は、次の定理を利用して描かれています。
作図方法を見れば、
「なるほど、“∠APB = ∠BPC = ∠CPA = 120°”に間違いない」
と納得できるでしょう。
| 定理(1) |
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△ABCにおいて、各辺を一辺とする正三角形を△ABCの外側に描くとき、3つの正三角形の外接円は、1点で交わる。( → この交点が△ABCのフェルマー点である!) |
さらに、このページの図を描いているときに、
次の事実にも気が付いてしまいました!
| 定理(2) |
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△ABCにおいて、各辺を一辺とする正三角形を△ABCの外側に描くとき、△ABCの頂点とその対辺で作った正三角形の頂点とを結ぶ3直線は、1点で交わる。( → この交点が△ABCのフェルマー点である!) |
俺は、この最後の定理は知りませんでした!
しかし調べてみると、かなり有名な事実だったようです……。
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